俺のメンテナンスがそんなに悪いわけがない-空気圧の重要性⁉-
おはこんばんにちは~!バイチャリ名古屋大須店の長屋です!
今週も引き続き登場です!(笑)
1週間、ワンピース並みに楽しみにしてくれてましたか?wどこの自転車屋さんも書いてあるしもう知っとるわ!という方!ここから先はネタバレ厳禁ですよ!
というわけで先週は空気入れの重要性について話させて頂きました。
今回はじゃあ「どんなもん入れればいいんだ」っていう空気圧のお話をさせていただきますね。
まず、バルブの形によって入れられる空気圧が目に見えて分かる物と分からない物があります。
目に見えて分かるバルブがクロスバイク、ロードバイク、MTBなどのスポーツタイプの自転車で使われている仏式(フランス式、フレンチバルブ、プレスタバルブ)と米式(アメリカ式、シュレーダーバルブ)の2種類です。
目に見えて分からないバルブがシティサイクル、いわゆるママチャリだとかの皆さんがよく目にして自転車と言えばになる自転車で使われている英式(イギリス式、ウッズバルブ)です。
仏式 米式 英式
結構形に違いがありますよね?大体の覚え方としては、仏式は他のバルブに比べて細いので、細いバルブは仏式。太いバルブで土管見たいな形が米式。太いバルブでこけしみたいな形が英式。
で覚えておくといいかもです。
ではでは空気圧が目に見えるとはどういう事?と言いますと。
仏式、米式バルブは、バルブの構造の話になるので割愛させていただきますが、空気入れのホースとチューブの中の空気が繋がるイメージです。なのでゲージ付きの空気入れで空気を入れると今どの位の空気が入っているかがわかります。
逆に英式のバルブは、空気入れのホースとチューブの空気の間に壁があるイメージです。空気が繋がっていないので、ゲージ付きの空気入れで入れても空気入れの口の部分の圧力を測っているだけなので当てになりません。
なので、英式のタイプを使っているママチャリなどの自転車の空気圧は指でタイヤを押して固くなってればOKなんです。
以上の事を踏まえて空気圧の重要性をしっかりと説明します。
自転車のタイヤにはこのくらいの空気圧を入れてね~っていう目印が書いてあります。
こんな感じでタイヤの側面に数字と見慣れない単位が・・・
これはママチャリもスポーツタイプも書いてあります。
この単位が圧力の単位になってます。お使いの空気入れがゲージ付き空気入れの場合は見比べてみてください。
これが空気入れのゲージ
タイヤの側面の空気入れの指標は大体2種類の単位が書いてあります。そして空気入れのゲージも大体2種類書いてあるのでどちらかお好きな方を参考にして頂ければいいかと思います。
この先からはPsi表記で説明します。
そして個人差とタイヤによる差はありますが、ママチャリなどのタイプだと大体の最大値が60Psi位になってます。
これが先ほど言った指でタイヤを押して固くなった時がこのくらいの数値になってるはずです。(もちろん力の強さによって違いますし、あくまで僕が試しに仏式バルブでやった時に60Psi位だっただけですが・・・)
で、これがクロスバイクやロードバイクのタイヤになると、最低80Psi~最大110Psi位という表記に変わるんですね!
じゃあクロスバイクやロードバイクの空気を今までママチャリに乗っていたからとママチャリと同じように入れてるとどうなるかというと、空気が足りてない状態で乗っていることになるからすぐにパンクしてしまうというわけなんですよ!
手の触感だけだとどうしても固くなってるのでどの位かわからなくなってしまい結果全然足りてないってことに・・・・
なおかつ、クロスバイクとかロードバイクのタイヤはママチャリのタイヤと比べると薄くて細いので圧が低いとパンクの原因になります・・・・
とまぁ小難しく説明しましたが要するに、とにかく自転車のタイヤの空気入れはこまめに行いましょうという事が言いたいんですw
空気入れのタイミングの話をよくされますが、基本は乗る前に必ず!面倒でも2~3日に一回は入れてください!とお願いしてます。
そして、乗る前に必ずだと朝の時間がない時に入れろって事?と言われますが全くそんな事もなく、むしろ空気入れを習慣付けるのであればおすすめは、夜に空気入れを行う事です!
夜に空気入れをするメリットとしては、比較的一日の時間を通してももう帰宅されてるので時間の都合が付きやすい、そして既に疲れて帰って来ているのでもう少しだけ疲れても問題ないw(と勝手に思ってますw)さらに、もしパンクしていたら夜に入れておけば朝に空気抜けているはずなのでパンクかどうか直ぐにわかる。
あとは皆さん空気入れを何回もポンプを動かしてすごい疲れると思われてますが、毎日入れると2~3回ポンプするだけで空気が適正まで入ります。逆に入れないままだと抜けた分たくさんポンプしなきゃいけないのですごく大変です・・・・
毎日のちょっとした手間でパンクっていうストレスが無くなって自転車も軽やかに進むようになります!
最後に!夏場と冬場は特に空気圧に注意してください!
夏場はアスファルトなどが暑い事もあってチューブの中の空気が膨張してます。膨張と言っても5Psiもないくらいのほんの少しらしいのですが、段差などで一瞬でも空気圧は上がります!
その空気圧がもしタイヤのMAXの適正値まで入れてる状態だとしたらバーストパンクの可能性が上がりますので、夏場は特に空気の入れすぎに注意が必要です。
冬場は逆に空気が冷えて空気圧が低くなる傾向があるそうなので最低値に合わせてると空気圧不足のパンクが起こるかもです!
と長々とお話いたしましたが以上で空気入れの重要性シリーズは終わりです!
文章で書き殴ってしまったのでよくわからないところが多くあると思います。
店頭でも同じ説明しますし、これ以外にもわからない事、気になる事あればご相談頂ければしっかりとお応えします!
当店は買取もウェアやシューズ、パーツに小物までしておりますので買取、販売のご相談もぜひぜひお願いいたします!
ではまたお会いしましょう!バイチャリ名古屋大須店の長屋でした!